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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

【中野皇子之底上書紀 第3巻~SOKOAGE CAMP2022夏①~】

こんにちは!
今年の4月から底上げにジョインしました、中野柊一郎(なかのしゅういちろう)です!
おーじです!
いつもお世話になっております!

冬のような寒さを感じ、趣味の一つであるウィンタースポーツの時期が来る嬉しさと一年の終わりに近づく寂しさを感じております。

第4巻では、夏に開催しましたSOKOAGE CAMP2022夏を終えて、感じたことをお話ししたいと思います!

2016年から開催しているSOKOAGE CAMP。
自己を見つめ、変化を起こす対話型プログラムのようなものだと思っています。
スタートもゴールも参加者それぞれ異なり、その中で、内省や対話、ワーク、共同生活を通して、生き方を考えるようなものだと思っております。
上でもふんわり書いてしまったように、SOKOAGE CAMPを説明することはとても難しいです。笑
実際に、私自身も底上げにジョインする前の今年の3月に山形県の庄内で開催されたキャンプ(SOKOAGE CAMPのことを省略して、キャンプということが多いです。)に参加者として参加したものの、上手く説明できそうにありません。笑

庄内でのキャンプで忘れられないことは山ほどあるのですが、その中でも特に「キャンプっていいなあ」と私が感じた出来事が二つあります。

一つ目は、朝起きたときにお味噌汁のいい匂いがすることです。笑
僕が起きる頃には、朝ごはんの準備が始まっていて、というよりも、もうほとんど終わっていて、なんて贅沢な朝なんだと感じていました。
こんな瞬間に私は“愛”を感じていました。
みんなできるだけ長く寝ていたいだろうし、インスタントですぐに作れる今の時代に、手間暇をかけて、見返りも求めず、純粋に一緒にいる人が喜んでくれることをする。“愛”でした。
そんな瞬間が庄内のキャンプにはたくさんありました。
隣で一緒に笑ってくれること。いまやっていることやこれからやりたいことを真剣に聞いてくれること。他愛もない話をして、笑い転げること。夜遅くまで参加者の為に絵を描いてくれること。大切なお家を貸してくれること。起きるのが苦手な僕を、フライパンを叩く音で起こしてくれること。
月並みではありますが、当たり前の日常というのは、多くの人の不断の努力や愛によって成り立っているんだなと改めて感じました。
そして、愛が注がれる瞬間に自分自身も周りの人に愛を届けたい、送りたいと思うんだなとも感じました。
キャンプは愛が周る場所なんだなあ。

二つ目は、最後の挨拶?チェックアウト?(キャンプではチェックインとチェックアウトをよく行います。)で参加者の一人が「生きるのが楽しみになった。」と言っていたことです。その言葉を聞いたときは、涙が止まらなくて、「あぁ、これが僕の大事にしたい事なんだなあ」と改めて発見できました。
僕が何をできたかは分かりませんが、5泊6日という長いようで短い時間をともに過ごした初めて会った人が少しでも幸せに近づいたことに僕自身がこんなにも幸せを感じるなんて、なんてキャンプってすごいんだと感じたことを覚えています。
気付けば、2022夏の話をする予定が、僕が参加した2022冬のお話をしてしまいました。
庄内キャンプの話は以前の投稿でもしたのになあ。笑

次回の投稿では、底上げスタッフとして初めて参加した2022夏のお話をしようと思います。

またご覧いただけると嬉しいです!

庄内キャンプのみんな、何してるかなー。