
地域に愛着が生まれる、CAMPでの経験(SOKOAGE CAMPコラム)
底上げスタッフの横山です。この夏にSOKOAGE CAMPは2回開催し、来月には初めて研修的にCAMPでの場づくりを学べる機会として、場づくりを地域で学ぶCAMPが予定されています!(参加者募集中です!)そこで今日はSO [… …
2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人
合宿の中で、自分が日頃から考えていること、感じていることを表現し、共有していきます。こうした対話やワークをもとに、自分の中にあるものを整理するとともに、他者からの新たな視点の獲得していくことで、自己理解と他者理解を深めます。
開催地域にある歴史や文化、そこに住む人たちの生き方などに触れることで、新しい価値観や人生観を獲得し、自分の生き方を捉え直します。
余白のある時間の中で、思い切り遊び感情が動く瞬間や、手を動かして何かを作りだすこと、誰かに貢献する機会などの環境を作り、内省を促します。
合宿は、事前に用意していたスケジュール通り進めることに重きをおかず、参加者の状態を見ながらやることを現場で決め、作っています。また、自分や他者と向き合うことに注力できるよう、場の心理的安全性を丁寧に作り、参加者の話をしっかり聞くことを徹底している。私たちが答えをもってそこに導くのではなく、日々の暮らしやワークの中から、参加者が納得できるものを探求し選び、実践するためのサポートをしています。
日頃から感じ考えている枠組みから外れることが、新しい発見を生み、自分の中で本当に大切にしたいものを捉える時に重要になることがあります。合宿の中で自由に時間を過ごすこと、遊びやご飯、人からのお話、自分の中でのチャレンジなど、さまざまな瞬間に、想像できる一歩先のものを作ろうと試みることを大切にしています。うまくいかないことも大歓迎。そうした瞬間が、感動や思い出につながり、帰ったあとの大事な心の拠り所になることもあります。
過去CAMP参加者がインターンとして参画したり、自分がいる地域でCAMPを実施するために地域コーディネーターとして関わったりすることができるような運営体制をつくっています。合宿後の参加者が、CAMPのような環境や人間関係を、日常の身の回りにも作ることができるように、と考え、CAMPのつくり手や、実施場所を広げています。CAMPに参加したことにより、参加地域に関係性と愛着を見出し、合宿後、再訪したり移住する参加者も出てきているため、地域の関係人口創出にも寄与しています。
合同会社dano
山形県金山町地域おこし協力隊
宮城県栗原市地域おこし協力隊