【開催中レポート】楢葉で始まった3ヶ月に及ぶCAMPの現在地。
こんにちは、底上げスタッフの横山です。底上げでは2016年より、合宿での対話を中心としたワークを通じて自己内省と他者理解を深め、自分らしい未来を描くプログラムとしてSOKOAGE CAMPを主に大学生向けに開催してきまし [… …
2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人
自分が考えていること、感じていることを内省し、他者との対話を通じてそれらを共有していくことで、自己理解と他者理解を深めます。
私を取り巻く社会に目を向け、地域における多様な事例から学ぶことで、私が社会とどう関わっていくことができるのかを探究します。
余白のある時間の中で、思い切り遊び感情が動く瞬間や、手を動かして何かを作りだすこと、誰かに貢献する機会などの環境を作り、内省を促します。
合宿は、事前に用意していたスケジュール通り進めることに重きをおかず、参加者の状態を見ながらやることを現場で決め、作っています。また、自分や他者と向き合うことに注力できるよう、場の心理的安全性を丁寧に作り、参加者の話をしっかり聞くことを徹底している。私たちが答えをもってそこに導くのではなく、日々の暮らしやワークの中から、参加者が納得できるものを探求し選び、実践するためのサポートをしています。
日頃から感じ考えている枠組みから外れることが、新しい発見を生み、自分の中で本当に大切にしたいものを捉える時に重要になることがあります。合宿の中で自由に時間を過ごすこと、遊びやご飯、人からのお話、自分の中でのチャレンジなど、さまざまな瞬間に、想像できる一歩先のものを作ろうと試みることを大切にしています。うまくいかないことも大歓迎。そうした瞬間が、感動や思い出につながり、帰ったあとの大事な心の拠り所になることもあります。
SOKOAGE CAMPを通して、関わる人たちとの関係性をより深めていきます。参加者との関係性構築だけでなく、過去の参加者がインターンとして運営に関わることができるようにすることで、より深い関係性を育んでいます。SOKOAGE CAMPでつくられる環境や人間関係を身の回りにつくることができるようにと考え、CAMPを一緒につくる仲間や地域の輪を広げています。また、CAMPの開催地域に愛着をもち、合宿後、再訪したり移住する参加者も増えてきています。
合同会社dano
山形県金山町地域おこし協力隊
宮城県栗原市地域おこし協力隊