退職のご報告【中野皇子之底上書記最終巻】
いつもお世話になっております。
おーじ(中野)です。
この度、2024年の6月をもちまして、底上げを退職することとなりました。2022年4月からの2年と2ヵ月で、とても多くの出会いと学びを頂きました。この場をお借りして、お世話になった方々に心より感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
2年間を振返って
正直に申し上げると、この2年間はできないことや分からないことが本当にたくさんありました。
決めたことや約束したことを守れないことや新しいことを始めてみても、想いが明確にならず、言っていることとやろうとすることがすぐに変わってしまい、一つのことに集中できないこと、活動への取り組み方が甘く、周りの仲間への共有を疎かにし、自分だけで進めて、かかわる人がかかわることによって豊かになる活動がつくれないこともありました。自分から見ても、周りから見ても、完璧で、期待を超える自分でありたい私にとって、できないことや分からないことは本当に苦しく、また、周りの力になれないことや当たり前のことすらできていないことに申し訳なさや情けなさを感じることも多くありました。
それでも、どうやったら私がやりたいことを叶えられるか、私の願いを叶えられる活動ができるかを考えてくださる仲間と応援してくださる方々がいました。底上げのみんなはいつも時間をつくってくれて、現状や自分の願いを整理する・理想へのステップを明確にするような問いやアドバイスをくれました。いろんな人に出会い、学ぶ機会をくれました。応援してくださっている方々は、お会いするといつも「元気?」「最近、どう?」「おかえり!」「応援してるよ!」と暖かい言葉を掛けてくださいました。仲間や応援してくださる方々の存在は今もこれからも、決して消えない自信と勇気を僕にくれるお守りです。
また、「こんな大人になりたい。」「こんな関係性を築きたい。」「こんな団体をつくりたい。」と思い、底上げに入職し、自分が思い描く理想の状態が、自分が思っていたよりも遠くにあることが分かりました。ただ、明らかに、2年前よりも、自分のありたい姿や周りとの理想的な関係性のイメージを思い描けるようになりましたし、そのイメージに近づくステップもいくつか見つけることができました。もっと日常的に自分自身の願いや想い、考えていることを仲間や周りの人に共有し、相談や対話を重ねながら、一緒に作り上げたいと思っています。私が憧れる人たちを間近で見れたことはかけがえのない貴重な日々でした。
これからのこと
7月からは大学時代に大学の同級生たちと始めた宮城の子どもの居場所づくりを行なう活動manacoに専念します。
僕はこの2年間で、仲間と一緒に何かをすることの楽しさ・面白さを学び、心の底から寄り添ってもらい、見守られ、応援されることの暖かさを感じ、目の前にいる人と愚直に、誠意をもって向き合うことの大切さを改めて実感しました。この2年間を最大限に活かし、宮城の子どもたちが「生きててよかったな。」「生きるって楽しいな。」と思えるような居場所づくりの活動を行なってまいります。
何かの機会で皆さんにもご報告したいですし、ご一緒できることがありましたら、とても嬉しいです。
今後ともよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!