気仙沼がますます好きになる、”気仙沼まちづくり年表”作成に挑戦中!
こんにちは、成宮です!
今回のブログでは、底上げとはまた別のチームメンバーと活動している
「気仙沼まち大学運営協議会」での取り組みを少し紹介したいと思います。
「気仙沼まち大学運営協議会」は、
学び・対話・協働・共創による市民が主役のまちづくりの実現を目指す
「気仙沼まち大学構想(リンクは立ち上がり初期のもの)」を推進していくチームです。
その中でも今僕たちが魂を込めて行っている事業が「気仙沼まちづくり年表」の作成です!
2011年の震災後に気仙沼では様々な新しい取り組みが始まったのは一つの事実としてあります。
ただ、今僕たちが行っているような新しく見える活動の一つひとつは、
これまで脈々と気仙沼という地で紡がれてきたまちづくりと言われる活動や、産業、教育など、
すべて町を支える”土”があってこそ生まれているものです。
今回作成している年表では、その系譜を可能な限り可視化していこうとチャレンジしています。
進め方としては、チームメンバーで文献調査を行い、ある程度の事象を書いた年表の上に、
市内全公民館をめぐりながら各地区の方の声を拾い進めています。
また、まちづくり活動を精力的に行ってきた方などにも個別でお話を聞かせていただき、気仙沼という港町でどのようなことが起き、それがどう時代をつくってきたのか、またその背景にはどのような思いが込められていたのか、たくさんの言葉を集めています。
この年表づくりの活動、とにもかくにも、
楽しすぎるんです!!!
「え、そんなことが行われていたんですか?!」
「今も続いているこの活動は、そんな思いからスタートしたんですね!」
「うわーーーここでこれが繋がってくるんですかーー!」
と毎回感動が止まらないインプットの雨を浴び続けています。
お話を聞いた後に文献を調べていくと、これがまた繋がる繋がる。
以前だったら難しそうに見えた古い書物も、今はすべて気仙沼を知る聖典として拝読しております。
コトをまとめてきた先人たちの思いと努力に尊敬の念が尽きません。
ちなみに今回の年表づくりを経て、気仙沼がますます好きになっていっている自分が、たまにちょっと怖くなる時もありますw
(先日は昔のまちづくりをまとめた本を読みながら気づいたら涙を流してました)
作成ワークショップとヒアリングはまだまだ続きます。
果たしてこの膨大な情報をどのようにアウトプットしていくのか、素晴らしき気仙沼のデザイナーのみなさんと悩むばかりですが、2025年2月9日(日)に開催予定の「気仙沼まち大学祭 ’25」にてお披露目させていただきます。
少しでもご興味ある方はぜひちらっとでも見にいらしてください!
以上、最近の成宮事情、気仙沼から魂の活動報告でした。
成宮崇史
認定NPO法人底上げ 理事・事務局長
気仙沼で中高生の伴走支援、多世代のチャレンジのサポート、学びの場づくりなどを行っている。その他、気仙沼ケーブルテレビの市民アナウンサーも務めており、声の良さには一定の評価をいただいている。