場づくりを地域で学ぶCAMP in 有壁とは、なにをするのか?【SOKOAGE CAMPコラム】
これまで、SOKOAGE CAMPでは状況に応じて多様なワークを取り扱ってきました。
その中で、なぜそのワークが有効だと考えたのか、そのワークが参加者・場・地域にとってどんな意味を持つのか、場における行為や言動の意図など、場づくりのノウハウを言語化することが難しく、スタッフの感覚により実践されてきました。
そこで、「場づくりを地域で学ぶCAMP in 有壁」(以下、場づくりCAMP)ではその一部を切り取って場づくりについて、参加者とともに学びを深めていきます。
経験から振り返る
学習手法の一つとして「コルブの経験学習」というモデルがあります。
自身が経験した事柄に対し、省察を通して内容を振り返り、そこで得た知見を実践してみることで学びを深めるという方法です。
場づくりCAMPでは、このコルブの経験学習モデルを用い、学びを深めていきます。参加者とともに場を経験し丁寧に振り返ることで学びを収斂し、実験することで日常に持ち帰ることができる手段を模索します。
多様な観点での省察を行う
場づくりCAMPにおける経験の場は、言語や動画などで記録していきます。
記録に対し、参加者と運営スタッフが一緒に振り返ることで、それぞれの観点からの省察を共有することができます。
こうして集められる多様な観点は、日常生活で当たり前になっている自身の見方・考え方・やり方に新しい視座をあたえてくれます。
また、地域に出て、場を探し、実践することで、身の回りにある環境や地域資源との関係にも焦点をあてます。
日常で場づくりや地域づくりに携わる人はもちろん、会社や家、他者関係において”場”を持つ人たちと、場づくりCAMPをともに経験しながら、学びを深めていきたいと思います。