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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

第4回伴走者合宿ヤング!!!を開催しました!

 皆さん、こんにちは!
 底上げスタッフのおーじ(中野)です。
 
 先日、3/20,21に福島県の楢葉町で「第4回伴走者合宿ヤング!!!」(以下、ヤング合宿)を開催しました!
「伴走者合宿ヤング」は、2015年より開始した「伴走者」が知見を共有する『伴走者合宿』の若物版です。「伴走者」とは、地域課題の解決や活性化を目指し活動を行う若者に寄り添い、若者たちが活動を完遂できるよう身近で支援する大人のことです。
 これまで、2022年からヤング合宿を3回実施しています。
 第1回:女川町(2022年10月女川町)
 第2回:陸前高田市(2023年04月)
 第3回:岩手県岩手町(2023年10月)

合宿の様子!

 今回は、底上げが運営する「ならはこどものあそびば」があります福島県楢葉町に12名の参加者が集まり、1泊2日で日々の活動の共有や学び、対話の時間を設けました。
 1日目は、初めましての方もいたので、自己紹介やアイスブレイクを通して、お互いのことやそれぞれの活動のことを知る時間を過ごしました。また、「ならはこどものあそびば」の見学も行いました。


 夜には、宿泊場所でご飯を食べながら、普段の活動の課題感やそれぞれのキャリアについて話をしたり、ボードゲームをしたりと関係性を深め、活動や生き方について見つめ直す時間を過ごしました。
 2日目は、アクティブ・ブック・ダイアローグ(以下、ABD)という手法を用いて、こども大綱をみんなで確認しました。ABDとは、1冊の本を分担して読んでまとめ、発表・共有化する手法です。


最後には、2日間の振り返りとこれからのヤング合宿でどんなことができたらいいかをみんなで話して、会は終了となりました。

今回のポイント!

今回の4回目の合宿において意識したポイントが3点あります。

一つ目は、これまでもそうでしたが、参加メンバーの活動拠点を開催地域にしたことです。今回の参加者は岩手、宮城、山形、福島と東北の各県から来ております。それぞれの活動拠点の近くに同じような団体や活動が多く存在しているケースは少ないので、参加メンバーの活動拠点を見ながら、日々の活動を見つめ直す、ステップアップさせるアイデアや考えなどを得る機会になったらいいなと考えています。また、来てもらった側がフィードバックやアイデア、アドバイスをもらえることも良い機会だなと感じています。

二つ目は、こども大綱をみんなで読み合わせ、自分たちの活動と社会の接点を改めて確認した点です。こども大綱から社会全体の流れや自分たちの活動の意義を感じ、確かめ、自治体や他団体との協働についても考えるきっかけとなりました。「自らの活動や考えについて安心感を得ることができた。」や「現状の課題を再確認できた。」という参加者からのコメントがありました。

三つ目は、更なるヤング世代にも参加してもらったことです。今回はインターンなどとしてかかわっている大学生にも参加してもらいました。同じ組織のメンバーが普段の活動とは異なる体験や改めて活動の対話などを一緒に行なうことで、共通のイメージが生まれたり、関係性がより深まったりする様子が見られました。また、これからNPOや居場所づくりを行なう活動、伴走を行なう活動にかかわる大学生が他団体の少し年上とかかわることで、キャリアのイメージが広がったり、悩みが広がったりといった面も良い点だなと感じています。

最後に

4回目ということもあり、お互いの関係性もとても深まっていく様子を強く感じることができました。また、一人ひとりとしても「ヤング合宿」というコミュニティとしても新たな可能性も感じることができた2日間でした。場所は離れていても、子どもたちが楽しい毎日を送れるように、さまざまな協力を重ねていきたいなと思っています!

次回は夏ごろに開催する予定です!
活動の詳細や次回の活動について詳しく知りたい方はぜひご連絡ください!