東北ターンLab. 第5期 成宮ゼミを実施してみて
こんにちは!
認定NPO法人底上げの成宮崇史(なるみや たかふみ)です!
気づけば第5期、底上げが他の団体のみなさんと協働で実施している東北ターンLab.成宮ゼミについてブログにまとめました。
これまで東北ターンLab.の運営やゼミの実施は底上げのひろやひめに委ねていたのですが、今期初めて成宮ゼミなるものをつくらせていただきました。
少し緊張しながらもスタートした成宮ゼミ、無事に先日最終日を迎えることができましたので、ちょっとした感想をつづりたいと思います。
まず今回成宮ゼミを持たせてもらうことになったきっかけです。
もちろん、運営メンバーに声をかけてもらったことが大きいのですが、自分の中でタイミングがカチッと合ったような印象を持っています。
これまで、気仙沼で活動を始めてから、主には中高生の主体的な活動のサポート、そこから少し広がり、多世代の方に向けた人材育成や学びの場づくりなど、対話や伴走を中心として時間を過ごしてきました。
ちなみに、いわゆる伴走型のコーディネーターに大事な要素をまとめたものはこちらです。
一方で、僕自身は地域内での引き出しを増やすため、自身の興味関心に沿って様々な地域活動への参加や、多様なみなさまとの関係性の構築に努めてきました。
正直、何に繋がるかなんて明確にわからないまま、多くの時間を費やしてきたように思います。
そんなことを10年以上続けてきて、ふと今の自分を見つめてみると、オリジナルとも言える地域の中でのあり方やスタンスが未熟ながらも確立されてきていることに気づきました。きっとこれを体系的にまとめ、言語化していくことでもしかしたら地域の中で活動している方にとって助けになるのでは、という仮説から今回のゼミをつくらせていただきました。
とはいえゼミの中では何かをひたすら教える、というものではなく、僕が持っている仮説を意識や行動パターンに落とし込み、それを実践してみてどういう気づきや問いが生まれたかを対話を通して共有する、という時間にしました。
ゼミの場づくりにおけるモヤモヤや葛藤も多くあったのですが、それを含めるととても長文になりそうなので今回は割愛しますw
集まってくれたゼミ生は、北は北海道から南は島根まで、すでに地域の中で役割をもって精力的に活動している素敵な8人の方に参加していただきました。
ゼミを通して僕が現在持っている仮説となる「地域コーディネーターにとって重要なスタンス」を共有、それに基づくシェアワーク(宿題的なもの)をお伝えしメッセンジャーグループや次回の集まりでシェア。
最終回には、それを踏まえてこれから自分が向かっていく問いを言葉にしてもらいゼミの一旦は終了しました。
とても貴重な仲間と思考に出会えることができ、僕自身深い学びとなる時間でした。
共に学び合えるコミュニティがあることに心から感謝!
ぜひ機会を見つけてさらに充実した言葉をもってまた成宮ゼミを開催したいと思います。
一緒につくってくれた皆様本当にありがとうございました!
認定NPO法人底上げ 成宮崇史