SOKOAGE CAMP充電期間の裏側にせまる!
みなさんこんにちは。ゆっけです。
今日はSOKOAGE CAMPがおやすみしていた充電期間の裏側について、書きたいと思います。
2016年から続けてきたSOKOAGE CAMP。
スタッフのライフステージが変わっても、コロナ禍の影響を受けても、環境に応じてプログラムを柔軟に変更しながら継続してきました。
そんななか、2023年から約8ヶ月間、SOKOAGE CAMPは合宿プログラムをおやすみすることにしました。
そして2024夏、新しい願いを掲げ直し、再出発しています。
https://sokoage.org/blog/2669/
このおやすみした8ヶ月間、わたしたちスタッフはどんなことを問い、何を発見したのか。
その過程の一部をご紹介したいと思います。
なぜおやすみしたの?
SOKOAGE CAMPを7年間続けてきたことで、このプログラムは参加者にとっても、
運営するわたしたちにとっても、とても重要なものであるという実感を強く持っています。
一方で、この7年の間、社会も人も大きな変化を経験してきました。
世界は戦争やコロナを経験し、スタッフの暮らし方や働き方、考え方も変わっていきました。
その変化に沿って、SOKOAGE CAMPは宮城県気仙沼市以外でも実施し、参加人数も増減し、大学生だけでなく社会人の方の参加も増えていきました。
そしてこのプログラムがとても多義的であることに気が付きます。
参加者にとっては、持続的な居場所になり、知らなかった自分と出会う場所にもなる。
人生が変わるきっかけになることもあります。
また開催地域には、関係人口や移住者がうまれ、地域の資源の再発見や利活用につながることもありました。
そこで、SOKOAGE CAMPはこれまで何を成し遂げ、これからどこを目指していくのか?
一度立ち止まり、感じてきたことや起こったことを整理しながら、じっくり考える時間を作ることにしました。
SOKOAGE CAMPの願いを言葉にする
「SOKOAGE CAMPの存在意義ってなんなんだろう?」
わたしたちが最初に向き合ったのはこの問でした。
これまで、開催季節毎にキャッチコピーを考えたりすることもありました。
しかしここで、SOKOAGE CAMPの根底にある、揺るがない価値観や願いを言語化し
表現することを目標として問いに向き合いました。
日々感じていること、これまでやってきたことなどを思い起こし、共有しながら議論を重ね…
SOKOAGECAMPは「私と他者と世界が持続的に良い状態であるために」ありたい、という願いを掲げました。
では、どうやってそこに向かうのか。
これまでSOKOAGE CAMPをつくってきた中で土台となっていた価値観を言語化し、過去の参加者にも意見をもらいながら、
「私と他者と世界が持続的に良い状態であるために」わたしたちが大切にすることを以下の5つのキーワードにまとめました。
共感と寛容さをもち、参加者と関係を築くことで、参加者自身が本来持っている自分に気づく。
そこからやりたいことを掲げ日常生活の中で行動に移していく。
こうしたプロセスを共につくることで、その先も続いていく信頼関係がつくられていく。
SOKOAGE CAMPでは、まずスタッフのわたしたちがこの5つを大切にし、場において体現することで、
参加者にも伝わっていくような、そんな場をつくり続けたいと思っています。
SOKOAGE CAMP、再始動!
この充電期間を経て、2024年夏は宮城県川崎町と福島県楢葉町の2地域でSOKOAGE CAMPを実施することにしました。
宮城県でのCAMPでは「身体性を取り戻す〜不便・非効率・無意味を問う〜」、
福島県を拠点とするCAMPは「わたしと出会い、私たちを旅する」をテーマにしています。
それぞれのCAMPで、わたしを知る、他者と出会う、世界とつながるなどテーマを意識したタイトルになりました。
大切にしたいこと、目指す先を言語化し、表現したことで、SOKOAGE CAMPがどのように変化するのか?
スタッフも今から楽しみです。現在は開催にむけて、スタッフ・インターンが参加者のみなさんとどの様な時間を過ごせるのか対話を重ねています。
各プログラムの詳細はSOKOAGE CAMP HPにてご確認下さい!
募集にあたり説明会やイベントも実施しています。興味が湧いた方は、是非お気軽にご参加下さい!
(日程合わない場合は個別にご相談下さい。)
私と他者と世界が持続的に良い状態であるために。
ご参加をお待ちしております。
SOKOAGE CAMP2024募集開始しました!
SOKOAGE CAMPを探究した8ヶ月 2016年から続けてきたSOKOAGE CAMP。 毎年夏と冬、大学生が休みの期間に、自分のあり方を問い直す、余白と内省の空間を提供してきました。 おかげさまで32回、250名近 [… …
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