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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

【近況報告】夏の思い出雑記帳

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こんにちは、スタッフの横山です。
8月が終わりました!今年の8月は暑かった…連日35度を超えるので、30度と聞くと「涼しいな」、27度となれば「秋かな?」と思うくらいになりました。流石に先週末、車外温度が37度という表示には驚きました。10年前だったら、インドに熱波!というニュースで聞いてたのが40度位だった気がするんですが、日本でもこんな気温になるなんて…どんどん暑くなっていて地球環境が心配です。

夏休みの思い出

さて、8月といえば夏休み。我が家は子どもがまだ保育園なので本格的な夏休み!ではないのですが、今年の夏はお盆のあたりの休みを利用して、秋田県に家族旅行に行ってきました。

秋田といえばナマハゲ
秋田といえば風力!?(すごい並んでた)

メインの目的地は男鹿半島の先端にある、男鹿水族館GAO!!
友人が訪れて「とっても良かった!」というストーリーを見て、ほぼ同じルートで初めての男鹿へ行くことを決めました。
水族館には2頭のホッキョクグマ、アザラシにアシカ、そしてアマゾンの魚や秋田の川と海など幅広い生き物が飼育されていました。
子どもはアザラシの餌やりに超集中!どんな餌を食べるのか、どんなふうに食べるのか、お話を聞きながら観察して、後からたくさん教えてくれました。そのあとはアシカタッチにも挑戦。いずれも飼育員さんが特徴など丁寧に解説していただいて、興味を持ってたくさん聞くことができました。
私はホッキョクグマを間近で見れたのがとても良かったです。できればずっと見ていたい…

外のプールで遊んでました。中のプールは迫力満点だったのですが、夢中になりすぎて写真撮りそこね…

何かを作り続けるということ

秋田の訪問にはもう一つの目的がありました。秋田県立博物館で開催中の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」へも行ってきました!(なんと来場日に100万人突破したらしい!)

膨大なメモや、絵本を生み出すまでのプロット、そして絵本作家であり、イラストレーターで造形作家だということも伝わる素晴らしい展示でした。いつもの日常に「かもしれない」という仮説を立ててみることでいろんな世界が広がること、見え方の変化や、受け取り方の変化、自分自身の変わり様にもつながっていく、そんなプロセスを見ることができました。

変わり映えしないかもしれない毎日を観察し続けること。観察の中でちょっと目に止まったものをなんでだろう?と思う心や、もしかして…と想像してみる事でいつでも見え方や考え方は広げていくことができるのかもしれないな〜と思いましたし、そういう目を持っていたいな〜とも思いました。
また、本を一冊作るプロセスの膨大さも本当に重みがあって、こつこつ毎日考えてアウトプットすることを重ねていったその先に、何度読んでも新しい発見があるような深み、共感する言葉につながるんだろうなと感じました。

AIに頼めば、簡単にアウトプットをそれらしく作れてしまう時代になりました。便利である一方で、自分の中で積み重ねていくこと、深めていくことは日々意識して手を動かし、頭をつかって取り組まないと、いいものはどんどん生み出せなくなるのでしょう。自戒を込めて、「それらしいもの」で満足せずに、小さく作り続けること、問を重ねていくことを意識して手を動かしたいと思います。(そしていつもちょっとばかりの面白さと楽しむ心を忘れずに!)

下期も発信をがんばります!

ということで、あと1ヶ月すぎれば2025年度も折り返し!なんとな〜くしていたらあっと今に年末になりそうです(怖)
ヨシタケシンスケさんに触発されて、何でも書き込めるノートを久しぶりに導入しました。頭でだけ考えていっぱいになってこぼれ落ちていく前に、紙に書き留めてできることから形にしていきたいと思います。
ここ最近は現場からはちょっと距離ができていますが、そんな今のうちにできることの一つは、底上げの活動について、最近のスタッフの考えていることについて外へ外へ伝えて広げていくことだと思っています。
発信することをチームのルーティンに組み込めるように、下期はよりビシバシ進めていきたいと思います!

横山沙織

NPO法人底上げ スタッフ

子ども中心の旅程だけどその中に行きたい場所をねじ込むスキルが年々向上中。今回は、秋田旅の間に稲とアガベで試飲に行けました!
次は暮らしや文化をもっと深められるのんびり旅に行きたい…