底上げ、公式Webサイトを7年ぶりにリニューアル!見所満載の新ページを紹介します!
こんにちは、認定NPO底上げの横山です。
この度、底上げの公式Webサイトが7年ぶりにリニューアルしました!
リニューアルに伴い、仲間集めをはじめたのは2022年8月頃だったでしょうか。振り返れば1年がかりの大プロジェクトとなりました。今回はリニューアルプロジェクトを支えたメンバーからコメントをもらいつつ、こだわりが詰まった新しいWebページについて紹介していきます。
底上げらしさを全開にした、リニューアルプロジェクト…!
リニューアルに至った経緯としては、年数が経過して情報が古くなったり、更新がしづらかったりなど、さまざまな理由があります。
そのなかでも2022年度から底上げに職員として参画した、りょりょとおーじをメンバー紹介できていなかったり、底上げスタッフ個人が研究やアートといった表現活動(?)をしているけれども、それを発信・集約する場がない、などの理由がありました。
リニューアルにあたっては、底上げの理事を勤める気仙沼出身のデザイナー真希さん、ディレクターあべあいりさん、ソコソコ展などのWebサイトを担当している入江さんに協力を依頼し、底上げからは矢部・横山がプロジェクトメンバーとして参加。
度重なる底上げからの難題を乗り越え、できる限り分かりやすく、それでも底上げらしく…と何度も話し合いやデザイン・コーディング・テキストの修正を加え、やっと2023年8月にリリースとなりました。
底上げ新Webサイトの見所を紹介します!
じつは紹介しきれないほど新Webサイトは見所満載です。そのため特にこだわりをもってつくったページを紹介していきます。
底上げだけじゃなく東北全体をみんなで盛り上げたい想いをのせた「底上げの活動・東北の仲間たち」の仕掛け
「人」がいて事業が成り立つという考えで底上げのすべての事業はつくられています。つまり、底上げスタッフの「やりたい」が大切で、その気持ちがなければ事業を閉じることも視野に入れながら、自分や仲間と対話をしながら事業をつくっていきます。
そういった底上げが事業というものを、どのようにつくり、どんな人達と育てているのか、また底上げスタッフはどこにいるのか…そのようなことが、誰が見ても分かるように伝えていくという方針を決めました。
2011年に気仙沼からはじまった底上げの事業は、さまざまな方々と繋がりあいながら東北の各地で展開できています。
そんな底上げと関わるすべての人への感謝の意味合いも込め、底上げの活動・東北の仲間たちをマッピングで表現。仲間たちから、底上げに向けたコメントもいただきました。ぜひご覧ください。
底上げを表すのは言葉じゃなく問い。「底上げとは」に込めた底上げらしさ。
底上げを説明する、俗に言うABOUTページをつくるとなった時、わたしたちはとにかく悩みました。みなさんお察しの通り、底上げをなんと表現したらよいのか…。なんなら、底上げスタッフが一番、底上げをなんと説明したらよいか分からない…。笑
議論を重ねたことでみえてきたのは、底上げはこんな指針をもった団体です、と言語化することよりも、底上げのスタッフみんなが、常に問い続けているというスタンスを伝えた方が、底上げらしさが伝わるのではないか、ということでした。
「底上げとは」のページでは、底上げとして大切にしているのは、指針よりも「問い」として、スタッフがいつも問い続けている言葉を言語化、グルーピングし、6つの言葉(感動、本質、共感、愛、正直、笑い)に集約。さらにそのキーワードをもとに、問いがカード状で現れるという演出を表現しました。
わたしたちが皆さんと一緒になにかやりたい!「一緒になにかしたい」
Webサイトのゴールはなんだろう…?と考えたとき、寄付者を増やすことでも告知・集客が上手くいくということでもなく「底上げと一緒になんかしたい」と思える人を増やして、その人たちが何らかの意思表示をしてもらえることなんじゃないか?という話があがりました。
さて、どうしよう。またみんなで議論を重ね、できたのが「一緒になにかしたい」ページです。
このページでは、底上げスタッフが「やりたいこと」を気まぐれ更新していき、賛同者が多い企画を真剣に考えてみよう!という仕掛けです。本当にやるか・やらないかは一旦おいといて…、皆さんが「これなら一緒にやりたい!」というトピックがあれば、ぜひお問い合わせください。笑
以上、まだまだお話したい制作秘話はたくさんありますが、見所として底上げの哲学がたっぷりと詰まった代表的なページを紹介しました。
リニューアルをきっかけに底上げの発信にも力を入れていきたいと考えていますので、みなさん引き続きどうぞよろしくお願いします!