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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

【結果ご報告】みんなで1000キロチャレンジ!

底上げの矢部です。お騒がせしておりました、本企画も9月29日をもちまして終了となりました。

チャレンジの結果報告

ご参加いただいた皆様、気にかけていただいた皆様、本当にありがとうございました。
400キロ目標でスタートした本企画ですが、2週間で200キロ達成し、最終ゴールを1,000キロに設定。
残り3日で達成まで200キロというところで、、、、最終的に1,910キロという距離になりました。

期間中バースデイドネーションとして158,000円が集まりました。本当にありがたいことです。
「走れないから、寄付するね!」この言葉がとても嬉しかった。
いただいたご寄付は、底上げが主に福島県内で実施する子どものための活動に全額使わせていただきます。

矢部本人はと言いますと、最終的に1ヶ月239キロを走りました。 (過去最高!)
毎晩、何かに追われている夢をみるし、足は痛いし、大変な月でしたが、無事に終えることができました。
無事に終えることができたのは、紛れもなく、参加していただいた一人ひとりのお陰です。
北は北海道、南は大分、海外はカンボジアまで(笑)

僕の気づきを二つ述べさせていただいてお礼の言葉に返させていただきたいと思います。

無理だ!を「一緒に」乗り換える経験。

残り3日で200キロ走る必要がありました。
もう、個人ではどうにもならない距離(笑)そのため1人でも多くの人に参加してもらう必要がありました。
「一緒に感」をどう出せるか。早朝、夜間にオンラインで繋いでみんなで走るという企画が立ち上がりました。
そこから参加者の当事者性が生まれはじめたように思います。
「あと何キロ?」「いまどのくらい?」と矢部よりも距離を気にする参加者が続出!
本当に嬉しく思いながら企画を進められました。
それは、偶然にも底上げ設立当時の理念である「1人の100歩ではなく、100人の一歩」を体現している、底上げらしい取り組みとなりました。

「もう駄目」かどうかは本人の裁量

何度も何度も「もう駄目だ」と思いました。
しかし、その「駄目」を決めているのは自分自身だということを、マラソンは教えてくれました。
朝起きて「二度寝したい」、走りながら「歩きたい」、「足が痛い」何度思ったかわかりません。
走らない理由はトラックいっぱいあります。それでも前に進んだ結果として、今回の距離があると思っています。
マラソンだけではなく、生きていく上でも同じことが言えるのではないでしょうか?
知らぬ間に僕の中に蓄積した「もう駄目だ」の習慣を、あらためて気づかせてくれた企画となりました。

40歳の節目のタイミングで本当に大切にしたいことに気づかせていただき、最高の誕生日プレゼントになりました。
本当にありがとうございました。
それでも僕は弱い人間です。
未来の僕が、クヨクヨして足踏みしてたら、誰か僕に言ってください。「可能性を解放せよ」と。

引き続き、こんな代表ですがNPO法人底上げをよろしくお願いいたします。
まだまだ東北からポジティブな連鎖を生み出せるよう精進いたします。

矢部寛明

認定NPO法人底上げ 理事長

40歳になるまでにみんなと一緒に1910キロ走っちゃった人。
宮城と山形の間で二人の息子と妻とスローライフを満喫中。