【あそびばの仲間集め】放課後のならはこどものあそびばを訪ねて
子どもたちの居場所となり、自分とあいての気持ちを大切に表現できる場をつくりたいと2022年にひらかれた「ならはこどものあそびば(以下、あそびば)」。インターンシップをきっかけに楢葉町へ移住してきた、日野涼音(りょう)さん [… …
2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人
誰かの評価ではなく、自分自身の気持ちや衝動を大切にしたいと思っています。その場にいる大人は、何かの先生じゃなくて、一緒に遊んだりつくるひと。大人もこどもも、ありのままでいられる環境であるよう心がけています。
自分自身のやってみたいという気持ちに正解不正解はなく、全部が尊いチャレンジ。このあそびばが、普段はできないような新しい小さなチャレンジの場になってほしいです。
大きなものをつくりたい、宿題がわからない、そんな時は、さっきまで見守っていた友達が助けてくれる。そんな光景が最近生まれ始めました。大人が何かを教えるのではなく、どうしたら工夫して解決できるか。こどもたちが小さな壁に向き合っていくことを大切にしています。
旧管野商店をお借りして、あそびばを開いています。ここは昔どんな場所だったのか、地域の人にどう愛されていたのか、場所の想いや思い出を大切にしながら、これから関わるこどもたちとも新しい想い出をつくっていきます。
楢葉町は、学習塾がなかったり習い事が少なかったり、こどもたちが選べる環境が少ないように感じます。少しでも、興味のあること、楽しそうなものを選べる機会になればと思っています。
MOGURA