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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

一人の静かな時間、つくれていますか?

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こんにちは、なるです!
新年度に入り1ヶ月過ぎ、ゴールデンウィークも終わり、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

僕にとっての毎年4,5月は、活動自体は少し緩やかで、とにかく次の動きに向けた計画を一人だったり仲間とだったりうんうんと頭を使いじっくりゆっくり考える時期になっています。
加えて週末は家族とも過ごす時間があったり、子どもと一緒に早く寝たりなど、心身共にヘルシーな時でもあると実感しております。

今日はそんな時間の過ごし方にも関係する、今年度に入り出会えて良かった本を2冊紹介します。
1冊は谷川嘉浩さんの「スマホ時代の哲学」、もう1冊は安斎勇樹さんの「静かな時間の使い方」です。
お二方とも僕はとっても大好きで尊敬していて、これまでの本も楽しく読ませていただいています。

本の中でも紹介があるように、この2冊は深く繋がっている部分が多々ある構成になっています。
簡単に紹介すると、今の時代に生きている私たちは日々あまりにも多くの情報を、時には意思とは関係ないほど、浴び続けています。安斎さんがいう「ソーシャルノイズ」ですね。スマホやPCからくる大量の通知音、それに反射的に反応して内容を確認する。また受動的のみならず無意識下の能動で気づけばスマホをタッチしている、信号待ちや歯磨きしている時など10秒に満たない動作を埋めてまるでマルチタスクをこなしているかのような悦に浸る。時には動画やテレビのCMの間にスマホを触りデジタルの海に溺れていく。
つい声が漏れてしまうほどみなさん心当たりがあるんじゃないでしょうかw

本の中ではその現状を客観的に捉え直して意図的に一人の静かな時間をつくる、そしてその時間の中で具体的にこういう自己リフレクションができると自分の中のスキルやスタンス、信念を探究していくことができる、その重要性とありがたく具体的な問いまで紹介してくれています。

ドイツ出身でアメリカの哲学者「ハンナ・アーレント」は、ひとりであることを「孤立」「孤独」「寂しさ」の3つに分けました。
よく地域の中で活動していると「孤立と孤独を防ぐ」という言葉を多く耳にします。これは本人が意図しているにも関わらず孤立してしまっている、いわゆる「寂しさ」にあたる状態と、社会的な繋がりが断たれてしまっている「孤立無縁」な状態を防ぐために重要な考え方と活動理念です。

一方で人にとって確かな意志をもって「孤立(Isolation)」「孤独(Solitude)」の時間をつくることは、上記の自己リフレクションのためにとても大切なこととなっています。
現代の圧倒的な「ソーシャルノイズ」の中で「孤立」「孤独」の時間を日々つくることができていますか?
本を読んでしっかりと意識していきたいなと深く感じた次第です。

ちなみに僕個人のオススメな環境は”プールで泳ぐ”ことです。
ゴムキャップを耳まで被り音も遮断した上で、体の声を聞いてみたり、自然と動くようになってきたらひたすら最近自分が思っていることを頭の中で対話してみる、最近の中で一番大事な時間です。いつか自宅にプールを作るのが僕の大きな夢ですw
この話は底上げがやっているPodcast「最近どう?~東北ウェルビーイングラジオ~ #60」でも少し話しているので良かったら。

ということで真面目な長文になってしまいましたが、全然話変わって最近の気仙沼の食事情も紹介して終わります!
この時期はなんといっても「喫茶マンボ」の「いちごババロア」、絶品です。年々人気が増えてもはや予約はマスト、行列に並ばないと食べられないです。まだ甘いものをそんなに食べさせていない2歳の娘にも特別あげてみたら、すごい勢いでがっついてましたw

そしてご近所さんからもらった「ミナミマグロの大トロ」
こんなのが日常のやりとりの中で食べられるなんて、幸せです。。

ということで2026年度も気仙沼でわいわいやってる活動もよろしくお願いしますー!

なる