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2011年創業、東北を拠点に若者支援・
まちづくり事業・組織づくりをする認定NPO法人

【SOKOAGE CAMP体験記】けんけん「自分の生きやすさの基盤を体感」

みなさまこんにちは。SOKOAGE CAMP(以後CAMP)はただいま2024夏の参加者を募集中です!
昨冬は充電期間をいただき、「私と他者と社会が持続的に良い状態であるために」というコンセプトを決めました。
その過程で、これまでに参加したり、インターンとして関わってくれた通称「キャンパー」にCAMPとは一体どんな時間だったのか聞いてみようということになりました。3名の方に、3つの問い「CAMPから何を得たのか?」「現在感じる、CAMPから持ち帰ったもの」「CAMPからを一言でいうと」をお渡しして、自由に書いて頂きました。

なっちゃんの記事はこちら
あつくんの記事はこちら

今回は第3回の、【SOKOAGE CAMP体験記】です。
おはなししてくれたのは、「けんけん」です。大学生の時にCAMPに参加して以降、2度のインターンを経て、社会人になってから、昨年夏にも参加者としてCAMPに参加してくれました。けんけんの言葉から、「CAMPに参加する事で出来事への自分なりの向き合い方をみつけ、歩みを進めていく中でまた休憩が必要な時には日常を離れて時間をもつのも良い。」というメッセージを感じました。いろいろな事に意欲的に取り組んでいても、時にすこし疲れてしまったり、このままで良いのかな?と思う事がある方に読んでいただけたらと思います。


こんにちは、SOKOAGE CAMPに参加者として2回、インターンとして2回参加しました中藤です。
SOKOAGECAMPに出会い、自分が何を感じて、今の自分にどう活きているのかをまとめてみました。あくまで自分が感じた「SOKOAGECAMP」について書いていますが、CAMPのことをもっと知ってみたい、CAMPに参加するかどうか迷っている人の参考になれば幸いです!

参加当時のわたしは、CAMPから何を得たのか?

自分がCAMPから得たものは、「生きやすい自分になるための方法」です。

初めに参加した当時の自分は、大学2年生でした。大学で上京したこともあり、初めて会う人、初めての経験の連続に楽しさを感じ、刺激的な毎日を過ごしていました。
しかし、「大学生」という自分にとっての自由な時間が楽しい反面、自由すぎるあまりに自分が何をしたいのか、どんな人になりたいのか悩む場面が多々ありました。

インターンやサークル、アルバイトなど様々な場面や経験をさせてもらいましたが、自分がしっくりくる答えのようなものは見つけられなくて、当時は出口のない問いにぶち当たりもがいていたような感覚がひたすら続いていたなと思います。

そこで、SOKOAGE CAMPに参加して、自分自身がどうありたいのか、自分自身が他の人にどう見えているのか、自分自身は何なのか、そんなことを考え悩みもがいている人は自分だけじゃないんだなと気づき、心が軽くなったことを覚えています。

SOKOAGE CAMPでは、みんなで一緒にご飯を食べ、自然を見に行き、人と対話し、自分と向き合う。
過ごし方は人それぞれですが、そんな人間の営みをしていきます。
僕が参加した時は1週間の共同生活で、参加者同士沢山の交流をしたことを覚えています。

大学で知り合った大人数でのつながりでは、話ができてない、深い部分で自分の感情や出来事を共有する時間を過ごせたのが嬉しく、参加者の話を聞けば聞くほど自分の感じ方や考え方も振り返るきっかけになり、知り合って間もない人同士でも、深く対話ができる不思議な空間でした。

CAMPを通じて、自分は次のような学びがありました。

この3つが自分の生きやすさの基盤になるというのを体感できたことです。
また、CAMPを通して、悩みながらも自分の気持ちに素直に行動する仲間の存在を知れた。
その姿の美しさ、真摯さの力を感じれたことが自分の財産だと思っています。

現在感じる、CAMPから持ち帰った大事なものとは

社会に出て感じることは、誰しも不完全な中で、悩み、もがきながら過ごしている。
その不平不満を環境のせいにして行動しないよりも、自分で試行錯誤して行動することの方が人生楽しいということです。

時に自分が傷ついても、何かを失っても、今人生は続いています。これからも選択と行動の連続だと思います。
その都度、自分が後で後悔しないような選択と行動ができるのか?前述の生きやすさがないと、柔軟には対応できないと思います。

どんなに頑張っても他の物事や、他人の行動は変えられません。
これからも自分自身の感じ方や考え方を変えるために試行錯誤しながら、生きていきたいと思います。

CAMPを一言でいうと 「旅の休憩所」

「旅の休憩所」

休憩しに来た人が思い思いに過ごす時間
誰に言われるでもなく、自分のための時間を過ごすことができる空間です。

目まぐるしく過ぎる日常の中で、自分の感覚・考えに集中して振り返る時間は、意識しないと作れないことに気づきます。
振り返る時間があることで、更に自分の時間の使い方を見直すことにつながります。

出口のない問いに対して、自分自身の外側に答えを求めていた大学生当時の自分に、答えは自分の選択と行動の先に見えてくるものだと伝えたいです。

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